【参院選】自民・若林氏、無所属・平山氏が当選 『静岡ショック』の山崎氏は議席守れず 静岡選挙区
改選2議席の静岡選挙区では、自民党の新人・若林洋平氏が62万票余りを獲得し、初当選。無所属の現職・平山佐知子氏も44万票を集め、議席を守りました。
若林洋平氏
参院補選からおよそ8カ月、雪辱を果たした若林氏。
自民党 若林洋平氏:「本当にありがたいことだな。若林洋平は幸せ者だなと改めて思います。本当にお支えいただいてありがとうございました」
一夜明け、JR静岡駅前に立った若林氏。
若林氏:「おはようございます。お世話になりました。しっかり頑張ります」
御殿場市長をおよそ12年務め、参院補選での悔しさをバネに国政進出です。
若林氏:「前回の時はもう一回頑張ろうっていう気持ちでしたけど、今度は本当に仕事を頑張ろうっていう気持ちでご挨拶できたので、そこがまず違う。一次産業もそうですし、中小零細企業に最終的に光を当てることが一番重要なのかなと」
平山佐知子氏
再選を決めた、無所属の平山佐知子氏。
無所属 平山佐知子氏:「ここに集まって下さっている皆様、そして1票を投じてくださった方々、本当に多くの方々に支えられてこうして当選を果たすことが出来ました」
静岡・葵区 午前7時半すぎ
平山氏:「おはようございます」
記者:「おめでとうございます」
平山氏:「ありがとうございます」
11日朝、静岡市の事務所を訪れた平山氏。自らの当選を伝える新聞に目を通し…。
平山氏:「いや、本当になんか興奮して眠れなくて、ちょっととりあえず睡眠を取らなきゃいけないなぐらい。ただ、何かこれからやらなくてはいけないという、しっかりとしていかなくてはいけないという責任感がまたひしひしと来ました」
事務所には平山氏の似顔絵が添えられたケーキが。支援者が送ってくれたそうです。
平山氏:「これだけのご期待をいただいたということは、無所属でしがらみのない形で頑張れという表れだと思っていますので、それをしっかりと受け止めながら、自分ができることをもう一度考えて、前に進められる政治と、この日本の未来のためになる政治を行っていきたいと思っています」
山崎真之輔氏
一方、去年の参院補選での初当選から8カ月。無所属の山崎真之輔氏は議席を守ることができませんでした。10日、抗原検査で新型コロナ陽性と判明。敗戦が報じられると、陣営関係者にビデオメッセージであいさつしました。
無所属 山崎真之輔氏:「結果が伴わなかったことは大変残念であり、私の力不足です。本当に申し訳ございません」
Q.前回の当選後に女性問題の報道がありました。その影響はどう捉えていますか
A.「敗因の一つの要因ではあると思いますが、それが全てではなくて、いろいろ複合的に絡み合ってくると思いますので、またしっかりそこは分析していきたいなと思います」