盛り土の現旧所有者が証人として出頭へ 熱海市の百条委員会 土石流災害の原因究明なるか
土石流災害の原因などを調査する静岡県熱海市議会の百条委員会は5月、盛り土の現在と前の所有者らに、証人として出頭を求めることを決めました。
15日午前開かれた委員会では、5月に予定されている証人尋問について採決が行われ、8人に出頭を求めることが決まりました。証人として呼ばれるのは、盛り土の前と現在の所有者のほか、土砂を搬入した業者らです。百条委員会では、証人が正当な理由がなく出頭を拒否したり、虚偽の証言をしたりすると罰金刑などが課せられることになっています。
百条委員会
稲村千尋委員長:「証人尋問は、偽証いたしますとそれなりの罰則規定もありますので、証人のみなさんには真相究明のために、事実をこの場ではっきりと説明をしていただきたい」