重点項目は歩行者の安全確保、自転車のヘルメット着用徹底 春の交通安全運動始まる 静岡
春の全国交通安全運動が11日から始まり、静岡県庁で出発式が行われました。
県庁で行われた白バイやパトカーの出発式には、およそ70人が参加しました。
県警によりますと、県内の今年の人身事故発生件数は、9日までに6506件で、去年の同じ時期より356件増えています。
また、4月から自転車に乗るときのヘルメット着用が努力義務化されましたが、自転車が関連する事故も1008件あり、去年と比べて57件増えています。
今年の交通安全運動では、子どもをはじめとする歩行者の安全確保や自転車のヘルメット着用の徹底などが重点項目に挙げられています。
出発式では静岡北高校自転車競技部の代表生徒3人が出席し、自転車を安全に運転することを宣言しました。
静岡県警交通企画課 岡沢尚浩管理官:「ヘルメットの着用に関しては、周りの方の着用率に惑わされることなく、自分の命を守るという観点でヘルメットの着用に努めていただきたい」
20日までの交通安全運動期間中、県内各地で街頭指導や広報活動が行われます。