【朗報】FIFAからの制裁 磐田FWファビアン ゴンザレスの出場停止処分が群馬戦で解除。試合復帰有力

今季FIFAからの制裁で“補強禁止”処分を受けているジュビロ磐田。今回の契約問題の“当人”ファビアン ゴンザレス選手(30)の出場停止処分が、13日の群馬戦で解除され、試合出場が有力となっている。

画像: 磐田 ファビアン ゴンザレス選手

磐田 ファビアン ゴンザレス選手

磐田はFWファビアン ゴンザレス選手との契約をめぐり規則違反があったとしてFIFA(国際サッカー連盟)より2023年第1および第2登録期間における新規選手の登録禁止処分を受けている。F・ゴンザレス選手自身もFIFAより5月11日までの公式戦出場禁止処分を受けているが、5月13日の群馬戦から出場可能となる。
出場解禁直前の9日、F・ゴンザレス選手は磐田の全体練習に参加。およそ1時間、ミニゲームやシュート練習で鋭い動きを披露。「試合には出られなくても『戻る日』をイメージして常に準備してきた」。従来の強みである「フィジカルをさらに磨いた」と報道陣に語り、コンディションは万全とアピール。

F・ゴンザレス選手はコロンビア出身、187cmの長身ストライカー。2022年J1リーグ18試合出場6得点。9月11日の札幌戦を最後に公式戦出場はない。不安要素は『試合勘』だが、5月3日にはユースチームとの練習試合(45分)に出場。「ゴールを決めたし、大変良い調整になった」と自信をのぞかせる。また、日本語の勉強を熱心に続けており、チームメートの意思疎通もレベルアップ。
横内昭展監督は「我慢強く真面目に練習に取り組んできた」と、F・ゴンザレス選手の姿を評価。群馬戦での起用については明言を避けたものの「サイズ(高さ)もスピードもある。前線の起点になれるし、相手の背後をとる動きも良い」と期待を寄せた。
磐田はフォワードの大津祐樹選手、今季4ゴールを決めている後藤啓介選手が戦線離脱中。そうした中訪れる復帰のタイミング。『ゴール』という結果でチームの救世主になれるのか。ストライカー“ラッソ”の今シーズンがいよいよ始まる。