ジャガーに体の色が違う双子の赤ちゃん お母さんは「ふるさと応援寄付金」で南アフリカからお嫁入り 静岡市・日本平動物園
静岡市の日本平動物園で11月26日、ジャガーの赤ちゃんが生まれました。1頭は母親似の黒色、もう1頭は父親似の黄色で、性別はまだ確認されていません。
赤ちゃんの父親は大阪市天王寺動物園生まれで、2017年6月に来園した「卯月小助」。母親は、静岡市の「ふるさと応援寄付金」を活用して卯月小助の「お嫁さん」として2019年に南アフリカから来園した「小梅」です。
日本平動物園では監視カメラで、小梅が赤ちゃんの面倒を見ている様子を確認しており、2頭の赤ちゃんはすくすくと育っているということです。
日本平動物園によりますと、ジャガーは北アメリカ南部から南アメリカの熱帯雨林に生息しており、生息数は3000頭から7000頭とみられています。日本国内の動物園では11の施設で17頭が飼育されている(2020年12月末時点 日本動物園水族館協会の加盟施設の中で)、ということです。