熱海市議会 伊豆山地区の宅地整備復興予算は取り下げたまま閉幕

市静岡県熱海市議会の6月定例会は伊豆山地区の防災などに関する補正予算案を可決して閉会しました。

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熱海市議会 伊豆山地区の宅地整備復興予算は取り下げたまま閉幕

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 熱海市はおととし7月に発生した土石流災害の復興事業に、一般会計で4700万円の補正予算案を上程し、28日の本会議で可決されました。

 主な内訳は土石流で流失した防犯カメラ4台と防犯灯16台の購入設置費用に320万円。

 防災や地域住民の交流拠点となる「仮称・防災コミュニティセンター」の建設に向けた地質調査費用として1400万円などです。

 一方、被災者が宅地を整備してその費用の9割を市が負担するおよそ2億6000万円の補正予算案については、被災者に十分な説明がされていないことから先週23日に取り下げられています。