【豪雨】静岡市の大雨対応について「迅速に対応できた」と評価～難波喬司市長

難波市長:
「このたびの災害により被災されたみなさまに　こころよりお見舞いを申し上げます」

　会見の冒頭で被災者へのお見舞いの言葉を述べた難波市長。

　去年9月の台風15号に続き再び被災した地域について「早急な対策が必要」と訴えました。

　そして、今回の市の対応について質問された難波市長は、時間の経過に応じて何をやったらいいかあらかじめ考えて行動に移す「タイムライン」がうまく機能したと話しました。

難波市長:
「大雨警報が出る直前にすでに避難所を開いているという状況でしたけども、気象予報士とも話をしながらこうこうこうだよというところを見て、タイムラインを柔軟に変更していくということですね。それをやってきましたので、まずは災害対策本部会としての対応はよかったと思います」

　また情報の確認については、作り上げたシステムが機能し部署間で連携できたと話しました。

　一方、反省点としては、市民らが発信していた
SNSの情報を活用できなかったことをあげました。

難波市長:
「災害現場の情報を市民のみなさまがSNS等で
発信されているのをいちはやくとらえて、それで対処する。たとえば内牧川がそうとう危険な状況になっていたというのは、それもSNSで出てますけども、それを災害対策本部会の中でその情報をみてやるということも必要だったと思います」