金の延べ棒をだまし取ろうとしたか…見張り役とみられる長野県の18歳の少年を詐欺未遂容疑で逮捕
静岡市の男性から金の延べ棒をだまし取ろうとしたとして17歳の少年が逮捕された事件で、15日、新たに18歳の少年が逮捕されました。
詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは長野県飯田市の無職の少年(18)です。
警察によりますと、少年は4月、すでに逮捕されている自称・とび職の17歳の少年と共謀。静岡市に住む88歳の男性に親族を装い、「お金を落として困っている」などとうその電話をかけ、金の延べ棒をだまし取ろうとした疑いが持たれています。事件の前日には男性が現金300万円をだまし取られる被害が発生し、不審に思った家族が警察に通報。翌日、17歳の少年が金の延べ棒を受け取りに来たため、警戒をしていた警察官がその少年を現行犯逮捕しました。そして捜査を進める中で、今回逮捕された少年の容疑が浮上したということです。
警察は17歳の少年が受け子、18歳の少年が見張り役をしていたとみて組織的な犯行の可能性も視野に詳しく調べています。