【新型コロナ】静岡県30人感染…経路不明が増加傾向 1日の変異型は県外で感染か
静岡県では2日、新たに30人の新型コロナウイルス感染者が確認されました。3日連続で新規感染者が20人以上となっています。
自治体別の新規感染者数で最も多かったのは静岡市の13人で、13人全員がクラスタ―とは無関係の感染者です。次いで藤枝市と島田市で3人、浜松市・焼津市・吉田町で2人などとなっています。2日もクラスター関連より感染経路不明の割合が多くなっています。1日の経路不明の割合は6割にのぼりました。
6割が感染経路不明
静岡県の会見(1日):「6割くらいが感染経路が不明という状況になっています。先週の水曜日から今週水曜日までの専門家会議に提出するデータでも、結構久しぶりに30%を超えてきて、40%弱となっています。ということで、感染経路不明者が増えてきている状況に本県でもあります」 さらに1日は、新たに変異型ウイルスの疑いのある検体が見つかりました。
静岡県の会見(1日):「現在ゲノム解析ができるかどうか、その辺の精査をしているところで、そのゲノム解析という最も正しい検査の結果が出るまでは、英国株であるとか、ブラジル株であるか等は分からない状況です」
県内では3日前にも変異ウイルスの疑いのある別の検体が見つかっていて、今週2人目となっています。
静岡県の会見(1日):「どちらもおそらく県内から感染したものではなく、県外で感染したものではないかと、調査中ですけれども、その可能性が高いと考えています。今週のはじめに公表した変異株のPCR陽性の方と、今回とは違う地域を考えているところです」
県外で感染した可能性が高いといいます。