静岡市・田辺市長「大学に任せるべき」…静岡大と浜松医大の再編・統合問題　浜松市中心に期成同盟会結成を目指す動きに釘をさす

静岡市　田辺信宏市長：「統合再編といったテーマにあっては、大学の自治が尊重されなければなりません。つまり、大学のことは両大学において決めるべきだということであります」

　会見で田辺市長は静岡大と浜松医科大の再編・統合について、「大学にまかせるべき」との見解を示し、浜松市を中心にした期成同盟会の結成を目指す動きに釘を刺しました。

　静岡大と浜松医科大の再編・統合をめぐっては、２０１９年、法人を１つに統合した上で、静岡地区と浜松地区の大学２つを再編することで合意していましたが、静岡大静岡キャンパスでの反対の声が根強く、おととし延期を発表しています。

３年ぶりクルーズ船入港に歓迎の意

　また、田辺市長は３月１日におよそ３年ぶりに清水港にクルーズ船がやってくることについて、歓迎の意を示しました。

田辺市長：「これは期待するところ大であります。本当に長かったと思います。静岡県中部の回遊性の仕組みをつくって、それぞれの地域経済の活性化につながっていけばいいなと思っている」