夫婦死傷事故はアクセルとブレーキを踏み間違えが原因か 運転していた73歳女を逮捕し捜査 浜松市

 29日午前、浜松市浜北区の商業施設の駐車場で70代の夫婦が軽乗用車にはねられ、76歳の妻が死亡しました。警察は車を運転していた73歳の女を逮捕し、詳しい事故原因を調べています。

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原川朋華記者:「軽乗用車は草木を乗り越えて店舗に突っ込みました。窓ガラスは奥に傾いています」

 29日午前10時ごろ、浜松市浜北区の商業施設「プレ葉ウォーク浜北」の駐車場で、軽乗用車が買い物に来ていたとみられる浜松市北区の76歳の妻と78歳の夫をはね、そのまま店舗に突っ込みました。妻は頭などを強く打ち、意識不明の状態で病院に搬送されましたが、間もなく死亡が確認されました。夫は軽傷です。

 警察は軽乗用車を運転していた浜北区の73歳の無職の女を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。警察によりますと、女は「人をはねたことは間違いない」と話しているということです。現場には急ハンドルを切った痕跡やブレーキ痕はなく、警察は女がアクセルとブレーキを踏み間違えたとみて容疑を過失運転致死傷に切り替え、詳しい事故の原因を調べています。