再崩落の危険がある盛り土の撤去と排水対策終了 去年の台風15号で住宅3棟損壊、3人負傷 浜松市天竜区
去年の台風15号で発生した浜松市天竜区の土砂崩落について、市は、危険な盛り土の撤去などを終え、安全性を確認したと発表しました。
台風15号では、浜松市天竜区緑恵台の土砂が崩落し、住宅3棟が損壊、3人がけがをしました。土砂が崩れ落ちた起点には盛り土が造成されていて、市は土砂の撤去や二次被害に備えた対策を行ってきました。
市によりますと、7日までに再崩落の危険性があった盛り土3300立方メートルの撤去や排水対策を終え、19日に専門家が調査し、安全性を確認したということです。
市は工事費用を土地所有者に請求することを視野に検討しています。