5歳から11歳の子どもにも 静岡県内でもワクチン接種始まる
伊豆市で接種の対象となるのはおよそ1100人。初日の4日は用意された40人分の枠がすべて予約で埋まりました。使用するのはファイザー社製の小児用ワクチンで、3週間の間隔を空けて、大人の3分の1の用量(テロップ:有効成分)を2回接種します。
接種を受けた子ども:「結構痛いと思っていたけど、あんまり痛くなくてよかった」
Q:どんな思いで接種しようと思った?
接種を受けた子ども:「なるべくコロナにかかりたくないので.やっぱりうつしたくないし、早く収まってほしいので」
Q.打つのに迷いとかありませんでした?
接種した子の祖母:「もう5年生ですから、まあいいかなあ、打ったほうがいいかなって思っていましたからよかったと思います。かかると大変だし、人にうつったりすると大変ですから、やっぱり打ったほうがいいかなと思って」
11歳以下の子どもを対象にした接種には、保護者の同意と立ち合いが必要です。
法律上の「臨時接種」に位置付けられ、無料で受けられますが、オミクロン株に対する有効性のデータが十分でないことなどから、大人とは異なり、接種するよう努めなければならない「努力義務」ではありません。11歳以下への接種はあすから御殿場市と小山町で、7日からは沼津市・藤枝市・掛川市などでも始まります。
政令市では静岡市が12日から、浜松市は14日からの予定です。4日開始した伊豆市では今月中にあと4回、11歳以下への接種が予定されていて、すでにおよそ9割の予約が埋まっているということです。
伊豆市 子育て支援課
森嶋哲男課長:「きょうは40人枠に39人も来ていただいて、ちょっとびっくりしています。3月4月については集団接種ということで予約を取っております。でもそれだけでは、市民の方、小児の方、全部に行き渡らない状況なもんですから、これからは個別接種を、これから検討になりますが、考えていきたいと思っています」