コロナ鎮静化でキャンプ場にぎわい戻る 利用者「非日常を味わえる」 静岡・磐田市
午後1時。チェックインの時間に合わせ続々と車が入ってきます。こちらは磐田市の竜洋海洋公園オートキャンプ場。一面に芝生が広がり、ファミリー層や初心者に人気の施設です。
竜洋海洋公園オートキャンプ場 中谷幸一郎場長
Q.きょうの予約状況は?
A.本日はすべてご予約いただいておりまして、いっぱいになっております。
Q.いつ頃から予約が入った?
A.緊急事態宣言が明けた10月からですね。1月の週末までは、埋まってるような状況です。
寒い時期は、今まで予約が少ないシーズンでした。それが今年は、秋はもちろん、真冬でも予約が相次いでいるんです。さらに、もうあのGWなどはもういっぱいになっています
午後1時。チェックインを済ませると、一斉にテント張りが始まります。
利用者は
<静岡市民・磐田市民 30代友達同士>
Q.お友達と2人でキャンプ?
A.はい。
Q.きょうこのあとのご予定は?
A.建てた後に軽く飯食って温泉行って。後はたき火でゆっくりして。リラックスできればと思っています。
<40代夫婦 10歳双子(小学4年生)>
父:定期的にきてるんで、そろそろ今年最後になるかなと思って一回いっとこうかってきました。
子:えっ
母:楽しみにしていたじゃん
母:何が楽しみだった?
子:ずっと遊べる
母:ずっと遊べる?
子:靴飛ばしとかね
母:3時から靴飛ばし大会があるのでテントを立てたら遊びに行く、靴飛ばしイベントに出ようと思います。
靴飛ばしは、こちらのキャンプ場が開催するイベント。前回も参加していて…
父:優勝しました。
母:パパは優勝、パパは重い靴を履いてきたのでめちゃめちゃ飛んで優勝です。
母:どうだっけ二人は? 4位ぐらいいったっけか?
子:うん
母:4位で3位までが商品だったので、惜しかったけど
一方、こちらの方は…
Q.今一人で建てている?
A.ここまで一人。
Q.他に家族は?
父:子どもと妻が今から来ます。
キャンプ歴5年、月に1回キャンプに行くというこちらの家族、このキャンプ場に2週連続訪れています。
母:やっぱり外で子どもと一緒にゆっくりできるところが結構よくて、でも月1位で行くようになって家族の時間も増えるし、コロナ禍でリフレッシュできるので凄いいなと思います。
Q.このテントいくらですか?
母:私が買ったんですけど、全部で10万ぐらい。
Q.テントの中ではかなり高級ですよね?
母:でも多分コスパとデザイン考えたら、わりといいかなと思います。
このテント、人気ブランド「ゼインアーツ」の「ゼクー」という商品。買うのは大変だったそうなんです。
母:今までコールマンの2ルームを使っていたんですけど、もうちょっとコンパクトに建てられるものが欲しくて、今年ゼクーLが出て、ゼクーLを狙っていたんですけど抽選も全然ダメで、本当に大変だったんですが、たまたま近くのショップに行ったらMが置いてあって、ちょうど入荷したところで衝動買いしました。
Q.テントは抽選になるぐらい人気?
母:本当に特にこのゼインアーツは全然手に入らない状態、思わず買ってしまいました、断りもなく。
Q.ご主人の許可もなく?
父:許可なく。
母:昼休み中に走っていったら、最後の1個があって店員さんとと凄い悩みながら思わず購入してしまいました。
Q.ご主人は買ったと聞いていかがでしたか?
父:そろそろ買い時というのはあったので。 まあいいか
<親子>
西尾アナ「あちらにキャンピングカーがあります、ちょっとお話聞いてみましょう。こんにちは、キャンピングカーでこられたんですね」
キャンピングカーの中を見せてもらうことに。
西尾アナ「キャンピングカーの中に入ります」
西尾アナ「何人ぐらい寝れるのかな?」
子ども「合計大体8人ぐらい」
西尾アナ「本当に小さな家みたいな感じ」
子ども「最初の頃はあこがれていて快適だと思ったけど、今は慣れみたいな感じで、まあ普通みたいな感じ」
西尾アナ「幸せな慣れ方してますね」
西尾アナ「この中でどこが一番気に入っている?」
子ども「ここが一番なのかな」
西尾アナ「秘密基地みたいな場所?」
「まあお兄ちゃんもいるから、ここ争奪戦になりますけどね」
<竜洋海洋公園オートキャンプ場 中谷幸一郎場長>
「ファミリー層のお客様が中心です。やはりこういった広いスペースでご自由にキャンプがテントが張れて、のんびりとした空間でお過ごし頂けるというところが、ご安心いただけているというふうに思っております」
日が暮れ始めました。キャンプ場で食べる夕食は…?
母「こんな感じです」
なんとすき焼き!
母「すき焼きはうちの息子のリクエストだったので」
西尾アナ「息子さんのリクエストがすき焼き」
母「ね?」
子「うなずく」
西尾アナ「味どうですか?」
子ども「おいしい」
キャンプの魅力とは。
母:「限られた、資源、資材の中で、どれだけ自分たちが工夫して楽しめるかというのとあとはこの自然と触れ合えたり、家族の時間が持てるのが楽しいと思う」
父:「非日常を味わえる、今のコロナだからこそってのもあるけど、コロナが終わっても続けるだろうと思う」