静岡市の歴史博物館が23日からプレオープン 1階部分のみを無料で一般公開 コンセプトは「静岡市の土地の記憶を感じる」
静岡市の歴史や徳川家康ら市内にゆかりのある武将らの功績を伝えるため市が整備を進めてきた歴史博物館が23日、プレオープンします。
あすのプレオープンする静岡市の歴史博物館。駐車場では完成を記念し弓で厄を払う「屋越の蟇目(やごしのひきめ)」の儀式が行われました。続いて館内では関係者約90人が出席して田辺信宏市長らがテープカットを行いました。
歴史博物館は葵区の旧青葉小学校跡地に去年1月から62億円を投じて建設されあすから完成した1階部分のみを無料で一般公開します。
1階のコンセプトは「静岡市の土地の記憶を感じる」。縄文時代から鎌倉時代までの資料が展示され歴史を学ぶ学習支援スペースも。4階建ての博物館は来年1月に本格的にオープンし家康の甲冑のレプリカなどが展示されるほか駿府城公園が見える展望ラウンジも設けられます。
田辺信宏市長「市内外から世界からこの博物館にご来場いただきこんな歴史のある素晴らしい静岡市なんだということを実感をしてもらいたい」