磐田東高校剣道部で当時１年の男子生徒にいじめ　剣道部は１カ月間活動停止　いじめに加わった男子生徒３人は自主退学

　学校によりますと、去年の秋から冬にかけて剣道部の当時１年だった部員に対して、上級生らが顔をビンタするなどの暴力行為をしたり、上半身裸の写真をフリマアプリに載せたりするなどといった、いじめがあったということです。

　いじめを受けた部員は今年３月初旬に家族に事実を打ち明け、翌月学校を辞めています。

　家族からの相談で発覚したもので、学校側は３月から５月にかけて部員や教員に聞き取りを行ったところ、いじめがあったことが認められたため、いじめ防止対策推進法に基づいて、弁護士らで構成された第三者委員会が、７月から調査を進めているということです。

　剣道部は今年３月６日から１ヵ月間活動を停止し、男子の団体で出場が決まっていた３月末の全国大会は辞退したということです。

　学校関係者によると、いじめに関わったとされる男子生徒３人は、学校を自主退学したということです。