教育現場にフェースシールドやついたて…浜松市が112億円の補正予算 6割以上が新型コロナ対策
浜松市は過去最大となる9月補正予算案を発表しました。全体の6割以上が新型コロナウイルスの対策費です。
浜松市は9月補正予算案の一般会計に112億6900万円を追加しました。このうち6割以上を占める73億円を新型コロナ対策にあてます。9月の補正予算としては過去最大で、補正後の一般会計の予算も過去最大の4521億4800万円となります。
浜松市 鈴木康友市長:「ワクチンや治療薬ができて、インフルエンザと同じような感覚になるまでは、もう一年かかると思う。それまで感染症対策をしっかりしておかないといけないし、様々な経済的な影響に対応しないとならない」
追加の予算案では中小企業を支援するため借入金を3年間、実質無利子化する基金に25億1600万円。天竜区などの中山間地域で光ファイバーを整備する民間事業者の支援事業に12億7180万円を盛り込み、在宅勤務を推進します。教育現場の対策には2億2900万円を計上します。生徒・児童の数に応じて市立の小中高校にフェースシールドやついたての費用として100万円から300万円を交付します。
9月補正予算案は8日の市議会で上程される予定です。