土石流被災の伊豆山地区に対する宅地整備9割補助制度の問題点を考える説明会を開催 静岡・熱海市 伊豆山復興検討委員会
土石流の被害を受けた静岡県熱海市伊豆山地区の宅地整備について9割補助制度の問題点を考える説明会が行われました。
被災者住民でつくる伊豆山復興検討委員会が企画した説明会には、被災者らおよそ20人が参加し、29日から運用が始まる宅地整備費用の9割補助制度に対する懸念や問題点が説明されました。
土木設計の専門家である清水浩さんは、逢初川の両脇に出来る道路が宅地よりも2メートルほど高く設計されているとして、宅地内に進入路が必要となり、この整備は地権者が行うことになると指摘。
また、河川・道路の復旧工事によって家が建てられず残った土地が20軒ほどでき、空き地が増える懸念があるとしました。