犬を多頭飼育、虐待した疑いの女 静岡・富士簡裁が罰金20万円の略式命令
劣悪な環境で85匹の犬を飼育し虐待した女に、静岡県の富士簡易裁判所は罰金20万円の略式命令を言い渡しました。
富士市大渕の51歳の無職の女は、犬85匹を排泄物を処理しないなど、劣悪な環境で飼育し虐待した疑いで逮捕・送検されていました。富士区検察庁は女を略式起訴し、富士簡易裁判所は罰金20万円の略式命令を言い渡しました。
一方、女は去年飼育していた犬84匹に、法律で定められた期間に狂犬病の予防接種をしなかった疑いで追送致されていましたが、富士区検察庁は21日付で不起訴処分としています。検察は不起訴の理由を明らかにしていません。