参院選静岡選挙区への独自候補の擁立断念 連合静岡との関係など考慮か 立憲民主党
立憲民主党が7月に予定されている参院選で、静岡選挙区への独自候補の擁立を断念したことが関係者への取材で分かりました。
独自候補擁立を巡っては、立憲民主党県連が4月、党本部に「擁立すべき」との意見を伝え、その後の判断を委ねていました。党本部は候補者の擁立を模索してきましたが、関係者によりますと擁立慎重論が大勢を占め、さらに予想される公示日まで1カ月余りと時間が迫る中、有力な候補がいないと判断し、見送る方針を固めたということです。
無所属で出馬を予定する山崎真之輔氏を推薦する連合静岡との関係も考慮したとみられます。党本部の判断を受け県連は、静岡選挙区での投票を「自主投票」とする見通しです。
一方、党本部は比例代表候補として、県西部出身の男性医師の擁立を模索しているということです。
夏の参院選には、無所属・現職の平山佐知子氏、無所属・現職の山崎真之輔氏、自民党・新人の若林洋平氏、共産党・新人の鈴木千佳氏が立候補を予定しています。