ライフラインが徐々に回復 県は原因究明に専門家委員会を設置 静岡・熱海市

甚大な被害をもたらした静岡県熱海市伊豆山の土石流は、発生から12日目です。死者は11人に上り、いまだ17人の行方がわかっていません。

画像: ライフラインが徐々に回復 県は原因究明に専門家委員会を設置 静岡・熱海市 youtu.be

ライフラインが徐々に回復 県は原因究明に専門家委員会を設置 静岡・熱海市

youtu.be

 発災から12日目となるきょうは、断続的に強い雨が降っていて、足元が悪い中午前6時から捜索が行われています。静岡地方気象台によりますと不安定な天気はあすまで続く予想で、ぬかるんだ土砂に捜索は難航するとみられます。
 この土石流による死者は11人に上っていて、いまだ17人が行方不明となっています。また、きのう死亡が確認された1人の身元がわかっていません。
 ライフラインは徐々に回復していて、ガスはきのう居住が困難な147世帯を除いて供給が可能になったということです。水道は75件で断水が続いています。
 一方、県は土石流の発生原因と盛り土をめぐる行政手続きを検証するため、専門家による委員会を設置し原因究明を進めています。このあと難波副知事が会見を開き、盛り土問題などについて記者からの質問に答える予定です。