無料検査事業で不正…虚偽の申請で補助金申請した事業者の登録取り消し 静岡県321人感染【新型コロナ 3月15日】
静岡県では15日、321人の新型コロナウイルス感染者が発表されました。また、県は無料検査事業で不正に補助金を受け取ろうとしたとして
横浜市の事業者の登録を取り消しました。
横浜市の事業者の登録を取り消しました。
新規感染者数は、県発表が182人、静岡市発表が101人、浜松市発表が38人、合わせて321人です。先週水曜日を112人下回りました。死者の発表は2人で、県内の累計は1382人となりました。
正午現在の県内の病床使用率は、県全体で17.4%。直近1週間の感染者数は、前の週と比べて0.85倍です。
無料検査事業で不正
また、県は無料検査事業で虚偽の申請をして、補助金を受け取ろうとした事業者の登録を取り消したと発表しました。
登録が取り消されたのは、静岡市内の4カ所で検査を実施していた横浜市の「マスカット薬局」です。県によりますと、この事業者は去年11月、10月分の実績分として2708件、3228万円分の補助金の申請をしていました。他の事業者と比べて実績件数が多いことを不審に思った県が検査申込書の抽出調査をしたところ、実際に検査をしたことが確認できた人はいなかったということです。その後、事業者から申請取り下げの届け出があり、県は13日、登録を取り消しました。無料検査事業はすでに2月末で終了していて、県はこれまでの実績に不適切な事案がないか引き続き確認を行っているということです。