いつもと違う…映像で振り返る静岡の夏
例年よりも長かった梅雨が明け、強い日差しが降り注いだ8月。いつもとは違う夏。
●静岡おでん
「いらっしゃいませー」
静岡市の「静岡おでん おがわ」。店の中の音は、いつもと同じ。
毎年、県内外からのお客さんでにぎわいますが、今年は様子が違います。
静岡おでん おがわ 小川光枝さん:「知らないお客さんですとね、本来はお声かけして、どこからみえたのとか、いろいろ話も弾むんですけど、今はそういう会話ってのはあまりないですね」
「接することは一緒ですから、皆さんおいしかったよって言って帰ってくださると、ほんとにうれしく思います」
●海では…
浜松市で41.1度となるなど暑かった県内…。
海岸に寄せては返す波はいつもと同じですが…。
アナウンス
「遊泳は行わないようにお願いします。浜で楽しむようにお願いします」
今年の海水浴場はいつになく静かでした。
●盆踊り
松崎ボートクラブ代表 端山晋一さん:「こんな小さな町でも、全てイベントが中止されている。絶対このイベントだけは続けてやろうと」
しかし、こぼれる笑い声は、マスク越し…。
「残念ながら、盆踊りをしててもマスクをしている人もいらっしゃるんですが、そんな人たちもここで居場所を作っていただいて、楽しくやっていただく姿を見るととてもうれしいです」
●花火
いつものように夜空に咲いた大輪の花。
身体に響く振動が思い出させるのは、変わる前の「日常」。
いつもと違う夏、いつもと同じ夏の音。