生徒に夏期講習実施も塾には「参加者はいない」と報告 保護者から講習費として20万円だまし取ったか…当時の教室長の男を逮捕 浜松市
学習塾で、高校生の生徒の保護者から夏期講習費用として、現金およそ20万円をだまし取ったとして、静岡県浜松市の元教室長の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、浜松市中区のアルバイト運転手の男(50)です。男は8月2日、当時務めていた学習塾で教室長の立場を利用して、高校生の保護者から夏期講習費として現金20万円をだまし取った疑いが持たれています。
警察によりますと、男はこの生徒を対象に実際に夏期講習を行っていましたが、塾には夏期講習の参加者はいなかったと報告していた、ということです。10月下旬に塾の関係者から相談があり、捜査を進めていました。
警察の調べに対し、男は「金をだまし取って遊興費に使った」などと供述していて、警察は同じようなの手口で最大200万円程度をだましとったとみて調べを進めています。