【新型コロナ】 静岡県内で過去最多の435人が感染 先週火曜日の2.5倍 富士市と焼津市に新規クラスター
きょう静岡県内では、新たに435人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。400人を超えるのは初めてで、またも過去最多を更新しました。
新規感染者は435人で、先週の火曜日と比べて2倍以上に急増し初めて400人を超えて過去最多です。
居住する自治体別では浜松市が115人と最も多く、静岡市が98人、富士市が24人、焼津市と磐田市が23人などとなっています。市単独で初めて100人を超えた浜松市は「若い人を中心に会食の場で感染が急増し、さらにその親の世代の40代や50代にも拡大している」と分析しています。
静岡市も100人に迫る拡大傾向に危機感を強めています。
静岡市 保健衛生医療部
和田明久部長:「浜松市が100人を超えた。静岡市もひとごとではないと考えています。危機的な状況だと市民の皆様もとらえていただいて、ぜひとも感染拡大防止に関するご協力をお願いしたい」
静岡市では職員の感染も相次いでいて、きょうは新たに清水庁舎に勤務する産業振興課の職員と、葵区の御幸町図書館の職員、あわせて2人の感染が判明しました。2人とも業務上での濃厚接触者は市民を含めていないということです。
また新たなクラスターも合わせて2件確認され、富士市の新富士病院で患者と職員あわせて6人、焼津市の高齢者施設で利用者と職員あわせて6人が陽性となっています。