【リニア工事】環境大臣に環境保全を求める文書を提出 不十分ならば改めて県の専門部会で 静岡県川勝知事
5日川勝知事が環境省を訪れ、リニア問題における自然環境の保全について大臣の働きかけを要請する文書を提出しました。
久須美舞記者:
「これから環境省に行かれますか?」
「リニアの要望と伺っているが具体的に?」
川勝知事:
「まあ、最終調整」
5日午後2時前、知事室を後にし環境省へと向かった川勝知事。
リニア工事に伴う南アルプスの自然環境への影響について議論する国の有識者会議の報告書が成案となる前に
環境大臣に対して環境保全を求める文書を提出しました。
環境省は国の有識者会議にオブザーバーとして参加しています。
文書では「環境保全について十全の取り組みを行うことが本事業の前提」とした2014年の環境大臣意見に触れ、国の有識者会議の報告書案への見解を示す事や、
成案になる前に大臣意見が反映されるよう積極的に働きかける事を求めています。
6日の県議会で
この件に関して知事は6日のの県議会で。
川勝知事
「きのうは私が環境省を訪問し、積極的に働きかけていただくよう要請してまいりました。仮に十分に反映されないまま報告書が確定することとなれば、改めて県の専門部会で検討する必要が出てまいります」