熱海市土石流災害 現場に取り残された車両移動が開始 静岡・熱海市
静岡県熱海市で発生した土石流災害からまもなく2ヵ月が経とうとする中、きょう29日から警戒区域内にある車両の移動作業が始まっています。
捜索活動が続く土石流の現場では、きのう新たに1人の遺体が見つかり、土石流による死者は26人となりました。遺体の身元は分かっておらず、依然2人が行方不明となっています。
また、きょうからは災害現場に置かれたままになっていた車やバイクを移動させる作業が行われています。
住人:「2か月ぶりですからね。わが子がかえってきたよう。これがないと仕事ができない」
まだ走ることができる車両を対象にしていて、きょう中に希望のあった33台を搬出する予定だということです。