悪臭による被害も…養鶏施設から大量の鶏のふん流出問題 市が環境保全作業開始 静岡・掛川市
静岡県掛川市の山中にある養鶏施設から大量の鶏のふんが流出した問題で、市は環境保全のための作業を開始しました。
掛川市南部の水路では流れを正常に戻すため、川底にたまった鶏のふんが混ざった土砂を重機で取り除く作業が行われました。
作業は1週間ほどで完了する予定です。
鶏のふんは上流にある養鶏施設から流出し、台風15号による土砂崩れで影響が拡大。
水路は市内南部を流れる西大谷川につながっていて、悪臭による被害も範囲が広がっています。
地元住民によりますと、鶏のふんの流出は5月ごろに確認されたということです。
市はこれまでに土砂が市道に流出した別の場所でも対策工事を実施しています。