国指定の史跡を勝手に『改変』…池に「土手」作ったか 注意看板設置後も続く 静岡・湖西市 大知波峠廃寺跡

 静岡県湖西市は7日、国指定の史跡・大知波峠廃寺跡が何者かによって改変されていたと発表しました。

画像1: 国指定の史跡を勝手に『改変』…池に「土手」作ったか 注意看板設置後も続く 静岡・湖西市 大知波峠廃寺跡

提供:湖西市

 遺跡の形が変えられていたのは、国が指定する史跡・大知波峠廃寺跡にある池です。上は手が加えられる前の様子。

画像2: 国指定の史跡を勝手に『改変』…池に「土手」作ったか 注意看板設置後も続く 静岡・湖西市 大知波峠廃寺跡

提供:湖西市

 そして、こちらは改変後の状態。何者かが手を加え、土手などを作ったということです。

 湖西市によりますと、去年12月15日に職員が現場を訪れた際に異変を確認し、注意を促す看板を設置したものの、2月6日の確認時には、さらに手を加えられていたあとが確認されました。

 市は警察に相談し、巡回の回数を増やすとしていて、被害届の提出も検討しています。