街中が南米色に染まる…情熱的なダンスで観客を魅了 3年ぶりにサンバカーニバル 静岡市
ゴールデンウィークの静岡市の恒例行事・サンバカーニバルが3年ぶりに行われ、情熱的なダンスで街中を盛り上げました。
静岡市の中心街に響くサンバのリズム。きらびやかな衣装に身を包んだダンサーが七間町通りから紺屋町までを練り歩き、華麗なステップを披露しました。
根方ゆき乃記者:「きょうは街中が南米色に染まっています! こちらのサンバチーム、着ている衣装の青は駿河湾、そして白は富士山をイメージしているということです」
3年ぶりに開かれたサンバカーニバル。これまで全国から最大8チームが参加していましたが、今年は感染状況を考慮して県内の3チームと規模を縮小して行われました。それでもサンバを愛するダンサーと音楽隊が例年に引けを取らない演技を披露、沿道の観客を魅了しました。
富士市から来た観客:「最高。昔浅草のサンバカーニバルも行ったことある。でもこれも負けないくらい迫力ある」
今年、多くの人が集まったのには他にも理由が…。
Qきょうはどちらから?
観客:「神奈川県。今年が最後だと聞いているのもあるし、しばらくぶりだったので、とても楽しみにして来た」
シズオカ・サンバカーニバル 久保耕介実行委員長:「今のところ来年以降は白紙の状態。資金の問題や商店街も20年間のうちに構造的な問題、テナントが増えて手伝える人もなかなか確保できなかったり…」
20年以上にわたり、街を盛り上げてきたサンバカーニバル。商店街が主催するのは今年が最後となりましたが、今後も別の形で開催する方法を探っていくということです。