静岡県の人口360万人を下回る 川勝知事「将来幸せに暮らせるような対策を」 自然減少が主な要因か
2月1日時点の静岡県の推計人口が、先月と比べて3400人あまり減り、35年ぶりに360万人を下回ったことがわかりました。
県によりますと、今月1日時点の推計人口は359万6643人で先月と比べて3412人減りました。前の月を下回るのは21カ月連続と人口減少が加速していて、360万人を下回るのは1986年の11月以来およそ35年ぶりです。
主な要因は出生数から死亡数を引いた自然減少で2918人、転入数から転出数を引いた社会減少が494人となっています。
浜松市では682人、静岡市では672人の減少で湖西市(+2人)を除きすべての市と町で減っています。
これについて川勝知事は…。
川勝平太知事:「(人口が)減っていくというのは統計学的に確実。ただ減り方に変化が出てきた。人口増大のためというよりも、将来幸せに皆が暮らせるようにという気持ちを持って人口対策をやってきている」