駿河湾フェリー、利用者減で静岡県などの負担増加へ
新型コロナの影響で、今年度8700万円の赤字が見込まれる駿河湾フェリーは、県や市などの負担金を増やす経営改善戦略を発表しました。
駿河湾フェリーは、新型コロナの影響で、今年度の利用者が
前の年度と比べて4割減る見込みで、このままでは新年度にも資金が底をつくおそれがあるとしています。
このため、影響が続くと見込まれる今後3年間は、静岡市、伊豆市など3市3町と県の負担金を増やします。これまでの年間1億200万円に加えて、今後3年間で合わせて4億4500万円が追加されるということです。
駿河湾フェリーは、運賃の値下げや情報発信を強化することで利用客を増やし、収支の改善に努めるとしています。