過去最少だった前年度の5万人減 昨年度の駿河湾フェリーの利用者8万人に…個人増えるもバスの利用が激減
静岡市の清水港と伊豆の土肥港を結ぶ駿河湾フェリーの昨年度の利用者が、過去最少だった前の年度に比べてさらに大きく減少したことがわかりました。
ふじさん駿河湾フェリーによりますと、昨年度1年間の利用者数はあわせて8万21人で、これまで最も少なかった前の年度に比べてさらに5万人近く減りました。新型コロナの感染拡大により、去年4月から6月にかけて運休したことや貸し切りバスの利用が前年度のおよそ2割にとどまったことが要因ということです。一方、運賃半額キャンペーンの効果もみられ、個人利用の乗用車がおよそ1割増え、二輪車の利用も2割以上の増加となっています。
ふじさん駿河湾フェリーは今年度の目標を10万8000人としています。