「息子さんが会社で血を吐いた」高齢女性が医師名乗る男らにだまされ現金500万円詐欺被害 浜松市
浜松市に住む高齢女性が、息子を名乗る男らのうその電話で現金500万円をだまし取られました。
警察によりますと20日午後1時ごろ、浜松市の79歳の無職の女性の家に医師を名乗る男から「息子さんが会社で血を吐いた。明日検査する。」などと電話がありました。
その後、息子を名乗る男から電話があり「癌かどうか分からないが、ショックで財布を落とした。携帯電話もなくした。」「財布に会社のカードが入っていたが、今日中に納めないと会社を首になる。」などと現金を要求されました。
女性は市内の金融機関のATMから現金400万円を引き出し、自宅に保管していた100万円と合わせて500万円を、自宅に訪れた息子の会社の従業員を名乗る男に手渡したということです。
その後、息子と連絡が取れ被害が明らかになりました。
警察は「お金を用意してほしい、という電話は詐欺!」「親族を名乗る電話でも、安易に信用せずに本人や家族に必ず確認して下さい」などと呼びかけています。