「理解得ないまま着工しないで」リニア新幹線建設で大井川流域市町がJR東海に要望書
リニア新幹線工事の水問題で、大井川流域の10市町がJR東海に対し、地元の理解なしに工事に着工しないことを求める要望書を提出しました。
リニア新幹線工事をめぐっては、南アルプスのトンネル工事による大井川流域への影響について、国の有識者会議で議論が続いていますが、流域市町はわかりやすい説明を求めています。
●島田市・染谷絹代 市長
「JR東海に要望書を提出するのは今回で2回目。流域の皆様の理解と協力なしには本体工事に着工しないということを明確にお答えをいただきたいということで要望書を提出した。」
●JR東海 宇野護 副社長
「進め方についてはしっかりと流域の皆さん方のご理解をいただくというのが先決だと思うので、そこをしっかりやっていきたい」