入院患者の財布から4万円を盗んだ静岡県立病院の医療従事者が懲戒解雇に
寝ている間の犯行でした。
入院患者の財布から現金4万円を盗んだ県立総合病院の医療従事者の男性が懲戒解雇となりました。
懲戒解雇処分を受けたのは、県立総合病院に医療従事者として勤務する37歳の男性です。
病院を運営する県立病院機構によりますと、男性は去年11月、当直勤務中に入院患者の財布から現金4万円を盗んだとして、先月静岡地方検察庁に書類送検されました。
病室のモニターには患者の就寝中に財布から現金を抜き出す男性の様子が映っていたということです。
男性はこの患者の治療を担当したことがあり、当時は、病室のテーブルに置いてあった鍵を使い貴重品ボックスから財布を取り出していました。
●県立総合病院 小坂 寿男事務部長
「(男性は)お小遣いが少なかったと言われておりますけども、
精神的にも不安定だったため、魔が差したと本人は言っている」
県立病院機構は「職員のコンプライアンスの遵守を徹底していく」としています。