静岡市の争点はリニアなど…静岡・浜松市長選告示 現職は勇退、ともに複数の新人が届け出て選挙戦に突入
任期満了に伴う静岡市と浜松市の市長選挙が26日、告示されました。いずれも現職が勇退を決めており、複数の新人が立候補を届け出て選挙戦に入りました。
これまでに静岡市長選挙に立候補の届け出を済ませたのは、届け出順にいずれも新人で▼無所属で元県議の山田誠氏(61)、▼共産党公認で党県常任委員の鈴木千佳氏(52)、▼無所属で自民党・公明党・立憲民主党・国民民主党から推薦を受ける元副知事の難波喬司氏(66)の3人です。
浜松市長選挙には、いずれも無所属・新人で▼自民党・公明党推薦の総務省元官僚、中野祐介氏(52)と▼共産党から推薦を受ける市民団体代表の
嶋田博氏(74)が立候補しています。
いずれの選挙も立候補の届け出は26日午後5時で締め切られます。
静岡市長選の争点は
静岡市長選の主な争点は、人口減少対策や現市政が進めてきたいわゆるハコモノ事業に対する考え方、静岡工区のトンネル工事を巡り膠着状態となっているリニア新幹線事業への対応などです。
浜松市長選の争点は
一方、浜松市長選は、来年から新しく3つの区に再編される節目を前に4期16年続いた現市政の路線継承か刷新かを問う選挙となりそうです。
投票日はいずれも来月9日で即日開票されます。