【新型コロナ】子どもたちに広がる感染 こども園の感染対策は…外でもマスク、先生も外出控えて
「おはようございまーす(園長)」
「はい消毒しよう(園長)」
静岡市清水区の認定こども園。0歳から6歳の子どもたち、200人が通っています。感染が拡大する中、県内では10歳未満の子どもの感染も増えています。
手と指を消毒 外でもマスク
午前9時、登園してきた子どもたちは、まず手と指を消毒。一方、保護者はというと…。
自宅で測ってきた、きょうの子どもの体温を「検温カード」に記入していました。
朝から元気よく遊び回る子どもたち。外でもマスクは着用したままです。コロナ禍での生活様式を幼稚園での集団行動を通じて学びます。
Q.マスクは苦しくないですか?
園児:「たまに暑くなる」
Q.楽しかったですか?
園児:「楽しかったです」
最も注意するのはお昼ごはんの時間
マスクが手放せなくなっておよそ2年。子どもたちと向き合う先生たちにとって、悩ましさが続いています。
先生:「表情が見えづらいということで、なるべく先生方も、子どもに寄り添えるようにということはすごく気を使っていることは多いと思います」
感染対策に最も注意を払うのがお昼ごはんの時間です。テーブルを消毒した先生たちが、次に用意したのはパーティション。食事中の飛沫対策は欠かせません。
幼稚園での食事といえば、子どもたちの騒がしいイメージがありますが、「いただきます」のあとは一言も発せず黙々と食べ続けます。コロナ禍で子どもたちにも黙食のルールがすっかり習慣となっているのです。
子どもたちを感染から守ることは、家庭内感染のリスクを回避することにもつながっています。
保護者は
Q.お子さんを預けることに心配は?
保護者(40代):「ないです。マスク生活になってから園でちゃんと教えてもらって、みんなでやっている。ちゃんと身についているなと感じる」
保護者(40代):「手洗い、うがいをしっかり幼稚園でしているみたいですし、。(子どもが)年長というのもあるので、少し心配もあるが、最後の幼稚園生活を楽しんでほしいという気持ちもあって行かせる方を選んでいる」
先生も外出を控えて
こちらの園では感染者は出ていませんが、県内の他のこども園や保育園ではクラスターも確認されています。これまでにない感染の拡大を受けて、子どもたちと日々接している先生たちも警戒を強めています。
先生:「子どもたちに私たちからうつさないことを特に気を付けているので、先生方も私生活で行動を制限して、私もなるべく外出を控えるようにしている」
「この期間が長いので、マスクを着ける、手を洗うということがもう当たり前になってきているので、そこは子どもたちも理解してやってくれています」
静岡県にまん延防止措置が適用されれば、園としては予定していた行事を見直すことも検討しています。
園長:「来週から参観・面談が控えている。この静岡県にもまん延防止が出るかどうかによって、またそれも対応を考えたい。取り止めにするのか、年齢制限、いわゆる学年別だが、制限させていただくかどうか」
感染対策のため見送りもやむを得ないと考える一方で、子どもたちの晴れ舞台は必ず準備してあげたいというのが園長の願いです。
園長:「年長さんが卒園するにあたって卒園式もこれから控えている。中止は出来ないと思うので、参加する保護者を(園児)1人につき1人と制限すると思う」
卒園式は3月15日。通常通り開催できるのか、規模を縮小するのか。ぎりぎりまで感染状況を見極めて判断する方針です。
(1月21日放送)