新型コロナウイルスの感染症法の位置づけ「5類」へ引き下げへ  私たちの生活はどう変わる?

ちょうど1週間後の来週8日から新型コロナウイルスの感染症法の位置づけが季節性インフルエンザ並みの
「5類」へ引き下げられます。私たちの生活は何がどのように変わるのでしょうか。

画像: 新型コロナウイルスの感染症法の位置づけ「5類」へ引き下げへ  私たちの生活はどう変わる? youtu.be

新型コロナウイルスの感染症法の位置づけ「5類」へ引き下げへ  私たちの生活はどう変わる?

youtu.be

川勝知事:
「5月8日から新型コロナの感染症法上の位置づけが
季節性インフルエンザと同じ5類感染症に変更となることが決定した」

 感染症法の位置づけが「5類」へ引き下げられることが決まった新型コロナ。

 来週8日からは、季節性のインフルエンザと同様の扱いとなります。

画像1: 新型コロナウイルスの感染症法の位置づけ「5類」へ引き下げへ  私たちの生活はどう変わる?

 まず、自宅療養や濃厚接触者の自宅待機といった行動制限がなくなり、療養期間が「個人の判断」となるのが大きな変化です。

 厚生労働省は、発症後5日間は外出を控えることを
推奨するとしていますが、職場への復帰などは基本的にそれぞれの判断となります。

 次に、医療費の自己負担です。

 これまで無料だった検査や陽性判明後の外来診療・
入院費が原則自己負担に。

 ワクチンの接種は、来年3月末までは公費負担ですがそれ以降についてはまだ決まっていません。

 一方、医療提供体制について県は…。

川勝知事:
「5類以降後はコロナ患者を幅広い医療機関で受け入れる体制への 移行を進めて参るが、当面は相談体制、あるいは重症者向けの病床の確保は継続するので、県民の皆様におかれましてはご安心いただければ」

 県は5類移行後も引き続き、必要な医療提供体制の
確保を行い、外来診療についてはより幅広い医療機関で対応できるよう体制を整備するとしています。

 入院については、6月1日以降、軽症・中等症の患者を県内全ての病院で受け入れ、重症・中等症の患者を最大450床を確保して受け入れる方針です。

 7日には宿泊療養施設や健康観察、食料支援などの
自宅療養支援が終了します。

画像2: 新型コロナウイルスの感染症法の位置づけ「5類」へ引き下げへ  私たちの生活はどう変わる?

県民は

 個人の判断に委ねられる部分が多くなる新型コロナへの対応。こうした変化に県民はー。

男性 50代:
「ちょっと厳しいなあ」

Qどのあたりが

画像1: 県民は

「医療費自己負担。もし病気になったら食料支援ないってことでしょ。病気も自己責任になっちゃう」

女性 20代::
「ずっと税金使い続けるわけにも。いやだなという
気持ちもあったりしたんで、インフルエンザと同等に
なるんだったら、それもそろそろ仕方ないのかな」

画像2: 県民は

・女性 70代:
「行動制限がなくなることはそれはそれでいいと思いますけど、ただ行動制限がなくなって皆の気が緩んで
またコロナがきのうだかも増えてますよね。そういうのが本当に注意しながらやった方がいいと思います」

 今後は国評価レベルが廃止され、県は県独自の評価レベルを継続して発信します。

 感染者数が減少傾向となる中、年に数回の流行を
繰り返すことが想定されているとして、県は引き続き必要に応じた感染症対策への協力を求めています。

川勝知事:
「5類に移行されても、新型コロナの感染力の強さなどの特性は変わらない。感染再拡大の傾向がみられる場合、注意喚起情報の発信を行う」

画像3: 県民は