静岡県知事選 自民党が岩井茂樹参院議員で調整 川勝氏と“一騎打ち”か
6月の静岡県知事選を巡り、川勝平太知事の対抗馬として自民党の岩井茂樹参議院議員の擁立論が浮上し、出馬に向け調整が進められていることが関係者への取材でわかりました。
自民党県連は「未来の新しい知事を誕生させる」として、これまで独自候補の擁立作業を続けてきました。
関係者によりますと、県連内で参議院静岡選挙区選出の岩井茂樹議員の擁立論が浮上していることが新たにわかりました。
岩井議員も議員辞職しての出馬を慎重に検討しており、党本部などとの調整が進められています。
岩井議員は1968年生まれの52歳。建設会社勤務や父親の参議院議員の秘書などを経て、2010年に静岡選挙区に自民党公認で出馬し初当選しました。
現在、当選2回で菅内閣の国土交通副大臣を務めています。
6月3日告示・20日投票の静岡県知事選には、きょう現職の川勝平太知事(72)が出馬を表明していて、岩井議員が出馬すれば事実上の「一騎打ち」の構図となる可能性があります。