「違法盛り土は断じて許さない!」御殿場市神場地区に違法盛り土…事業者を刑事告発 放置すると河川の護岸など倒壊の恐れ 静岡・御殿場市

静岡県御殿場市都市計画課は15日午前、神場地区の盛り土について、のり面が数か所崩れ、放置すると公共施設(河川構造物)が倒壊する恐れがあるとして、市内の事業者を刑事告発したと発表しました。

 市によりますと、市内の事業者は平成28年ごろから、公簿面積:計26,304㎡の民有地に高さ約2m程度盛り土を行ったと推察されるとしています。

 市は事業者に対し、3月末までに崩壊個所を是正するよう事業者に措置命令を発出していましたが是正されませんでした。

 現在はのり面が数ヶ所崩壊し、放置すると隣接する境沢川の護岸が倒壊する恐れがあるとしています。 

 市は今後、盛り土箇所の安定性を検討するため、測量や土質調査などの調査を行う方針です。

 勝又正美市長は「市民の皆さんに不安を与える違法盛り土は断じて許さない!良好で安心できる生活環境を確保するため、関係機関と連携し、毅然とした対応をしていく」とコメントしています。

画像: 盛り土の現場 提供:御殿場市

盛り土の現場 提供:御殿場市