内浦湾のサンゴを守れ!水族館が海の環境保護に奮闘 静岡・沼津市 伊豆三津シーパラダイス
静岡県沼津市の伊豆・三津シーパラダイスでは、施設近くの内浦湾に生息するサンゴを育て環境保護を呼び掛けています。
伊豆・三津シーパラダイス内の「みとしーラボ」に展示されている「エダミドリイシ」というサンゴ。施設の目の前に広がる内浦湾にも分布しています。内浦湾では1996年の海水温の低下や台風の被害、さらに、ガンガゼというウニの仲間による食害などでサンゴが減少。このため、施設では2007年からおよそ20種類のサンゴを魚と一緒に育て、海に戻す取り組みを続けています。
女性客:「この辺の海にこんなにきれいなサンゴが生息しているということで驚きました。とても良い取り組みだと思います」
伊豆・三津シーパラダイス
魚類担当 春日保さん:「サンゴが水族館の目の前にあるのは稀なことなので、 地場の魅力を伝えながら守りながら当館としても(活動を)続けていきSDGsの海の豊かさを守ろうという取り組みにも繋がっていくと考えています」