「熱川大和館」を運営・管理していた熱川大和館と海南荘の2社に特別清算の開始決定
静岡県東伊豆町の温泉旅館「熱川大和館」を運営・管理していた2社が特別清算の開始決定を受けたことが分かりました。
東京商工リサーチによりますと、特別清算の開始決定は5月15日付けで、負債総額は合わせておよそ14億円です。
熱川大和館は、全室オーシャンビューの温泉旅館で1982年12月期には売上高16億8000万円でしたが、施設改修や新型コロナによる影響で2022年12月期は9000万円にまで減少。
資金繰りが限界を迎え、去年12月に事業を停止し、今回の措置に至ったということです。
現在は、2社の会社分割で設立した事業者が継承し、営業を継続しています。