「自分を恥ずかしく思う」女子生徒に性的な内容を含む不適切なメッセージ、以前に不適切言動で指導も…県立高校の30代の男性教師を懲戒処分 静岡県教育委員会
26日付けで停職4カ月の懲戒処分を受けたのは、静岡県中部の県立高校に勤務する30代の男性教師です。
静岡県教育委員会によりますと、男性教師は去年8月上旬から中旬にかけて、勤務する学校の女子生徒1人に対し、SNSのLINEを利用して、性的な内容を含む不適切なメッセージを複数回送ったということです。
また、去年8月中旬には校内でその女子生徒に対し、LINEのやり取りを思い出させるような発言をしたということです。
去年11月上旬に、女子生徒が学校関係者に相談し事実が発覚。
学校側が男性教師に聞きとりした結果、事実確認ができたとして、26日付けで懲戒処分としました。
この男性教師は他の学校の女性教師に不適切な言動を行ったことにより、2020年3月に県教委から指導を受けていたということも明らかになっています。
男子教師は県教委の聞き取りに対し、「被害者の心を傷つけるともに、学校に対する信用を失わせるような言動をしてしまい、大変申し訳ない。自分を恥ずかしく思う」と話しているということです。
県教育委員会の池上重弘教育長は「児童生徒、保護者をはじめ、県民の皆様の学校教育に対する信頼を著しく失わせるものであり、社会的責任は極めて大きく、深くお詫び申し上げます」とコメントしています。