「消防士の信頼を損なう悪質な犯行」…自宅に放火し保険金だまし取ろうとした元消防士に懲役3年6カ月の実刑判決 静岡地裁
自宅に放火して保険金をだまし取ろうとした罪に問われている元消防士の男に対し、静岡地裁は実刑判決を言い渡しました。
静岡市消防局の元消防士の男(27)は去年12月、静岡県藤枝市の自宅に放火し、保険会社から保険金5300万円余りをだまし取ろうとした罪に問われています。
19日に静岡地裁で開かれた判決公判で、國井恒志裁判長は「消防士の信頼を損なう行動で、近隣住民の命を危険にさらす悪質な犯行」と指摘しました。一方で、「犯行を認め反省している」などとして元消防士の男に懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡しました。