【バイパス橋げた落下事故】落下した橋げたの搬出作業終了 道路面の補修作業始まる

国道1号静清バイパスの橋げたが落下し8人が死傷した事故で、29日朝橋げたを運び出す作業が終わり、路面の補修作業が始まりました。

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【バイパス橋げた落下事故】落下した橋げたの搬出作業終了 道路面の補修作業始まる

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林輝彦アナウンサー:
「落下した橋げたはすべて撤去されました。今道路上では作業員が重機を使って路面の補修を行っています。橋げたが落下した影響でしょうか。道路は所々えぐれています。」

 高架化工事中だった静岡市清水区の国道1号静清バイパスで6日未明、長さおよそ63m、重さ140トンの鋼鉄製の橋げたが落下し、作業員2人が死亡、6人が重軽傷を負いました。

 撤去作業は22日から始まり、8日間かけて行われました。

 静岡国道事務所によりますと、現在路面の補修などが行われていて、対面通行規制は8月2日の午前5時に解除される見込みです。

 一方、警察は業務上過失致死傷の疑いで捜査を進めていて、移動した橋げたを引き続き詳しく調べる方針です。

 また、工事を発注した静岡国道事務所は、大学院教授など専門家3人からなる事故調査委員会を設置し、原因の究明に向け調査を進めています。