患者への暴行が発覚した「ふれあい沼津ホスピタル」の看護師ら2人を書類送検 静岡県警
静岡県沼津市の精神科病院で患者への暴行が発覚した事件で、警察は当時の看護師ら2人を書類送検しました。
沼津市の精神科病院「ふれあい沼津ホスピタル」では、看護師らによる患者への暴行が明らかになり、病院は5月静岡県に改善計画書を提出しました。
捜査関係者によりますと、警察は暴行に関与したとされる当時の看護師の男と准看護師の男を20日午前書類送検しました。
看護師の男は患者を車いすごと転倒させるなどしてけがをさせた傷害の疑い、准看護師の男は個室で別の患者をたたいたり、蹴ったりした暴行の疑いが持たれています。
暴行の様子は院内のカメラに記録されていたといい、病院の聞き取りに対して2人は事実関係を認め、既に退職しています。