原発事故で避難『JFAアカデミー福島』13年ぶり福島での活動再開へ 避難先の三島長陵高校で終了式 静岡・三島市

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 2011年に起きた原発事故で、福島県から静岡県への避難を余儀なくされたJFAアカデミー福島が、今年度限りで福島に戻ることが決まり、避難先の三島長陵高校で終了式が開かれました。

日本サッカー協会 田嶋幸三会長:「この御恩は一生忘れません、ありがとうございました」

 日本サッカー協会の田嶋幸三会長らが出席した終了式には在校生29人が出席し、三島長陵高校の生徒と記念品交換を行ったあと、感謝の言葉を述べました。

生徒代表 坂本秀吾さん:「充実した高校生活を送ることが出来たのも、私たちを迎え入れてくれた三島長陵高校をはじめ、静岡県のご支援があったから。感謝しています。大変お世話になりました、本当にありがとうございました」

 JFAアカデミー福島はサッカーに特化した中高一貫校で、2006年に開校しましたが、東日本大震災の原発事故で富岡町が避難区域となり、2011年5月から三島長陵高校がサテライト校舎として生徒を受け入れていました。

 JFAアカデミー福島は原発事故から13年となる3月から、本格的に福島での活動を再開させます。