【新型コロナ】10代少女の感染で臨時休校 消防隊員も…経路不明が増加 静岡県で新たに10人
静岡県内では、新たに新型コロナウイルスの感染者が10人確認されました。そのうち7人が浜松市です。
浜松市によりますと、感染した40代の女性会社員は、クラスターが判明した浜松商工会議所青年部の会員で、感染が広がったとみられる先月23日の交流会に参加していました。症状は軽く、濃厚接触者はいないということです。これで、商工会議所のクラスターに関連する感染者は26人となりました。
また、10代の少女は先月31日に発熱や頭痛などの症状があり、きのう、PCR検査をした結果、「陽性」でした。市の教育委員会によりますと、通っている市内の学校は、きょうとあす臨時休校とし、校内を消毒します。濃厚接触者10人と、在校生と教員ら30人、合わせて40人を検査するとしています。
浜松市では、きのうとおとといの2日間で11人の感染者が確認されていますが、そのうち8人が経路不明でした。
また、先ほど、沼津市の20代の地方公務員の男性は、駿東伊豆消防本部に勤務する消防隊員であることが分かりました。職場の同僚2人が濃厚接触者となっていて、感染経路は不明です。
感染経路不明の感染者の増加に県の担当者は…。
静岡県地域医療課 永井しづか技監:「最近直近の1週間での感染者の方の一部、感染経路が不明の方が3割くらいいます。ただこれまでにも3割前後の方が不明という時期はありましたけど、基本的な感染症予防の注意を引き続きしていただければと思います」