10年ぶり出場の常葉大菊川高校 初戦で千葉県の専大松戸に0-3で敗れる 選抜高校野球大会

春のセンバツ高校野球、10年ぶり出場の常葉大菊川が、千葉県の専大松戸との初戦に臨みました。

 定期的に練習試合をしていてお互いに手の内を知る両チームの対戦。

 菊川の先発・久保はその立ち上がり。制球が乱れ3つの四死球で1アウト満塁のピンチを招き、5番・太田。センター前に弾き返され、ランナー2人が生還。その後も押し出しを与えるなど1回3点を失います。

 追う展開となった菊川は5回、2アウトから9番・内山がライト前ヒット。つづく1番・鈴木らいあ。専大松戸の151km右腕平野からこの試合初めて連打を放ち3塁1塁のチャンスを作ります。

 打席には2番・勝亦。打球は 惜しくもセンターフライ。ランナーを返すことが出来ません。

 一方、2回以降立ち直った菊川の先発・久保は、緩急を生かした打たせて取る投球でスコアボードに0を並べ、味方の反撃を待ちます。

 そして、3点を追いかける菊川は9回、1アウトから6番・キャプテンの平出。これぞ菊川の粘り、ヒットで出塁します。

 しかし、1回に失った3点が最後まで響いた常葉大菊川、相手を上回る7本のヒットを放つも、10年ぶりのセンバツは初戦敗退です。